ゴーン氏逃亡で気にすべきは、日本の警備・セキュリティがザルなことだと思う…

元日産自動車会長のカルロス・ゴーン氏が起こした年末年始の脱出劇、さらに先日1月8日の会見で各国の報道が大盛り上がりしてますね。

 

「日産の件はまだ容疑者止まりだけど、逃亡しちゃったら出入国管理法違反で結局犯罪者じゃん(苦笑)」

「感情論ばかりで、中身スカスカの会見だったな」

等々、私も思うことは多々あります。

ですが、日産内部の実情もわからないし、日本の司法の問題点も確かにあるし、つべこべ言うのは控えて成り行きを見守ろうと思います。

 

それよりも、今回の件はあっさり警備を突破されてしまったことに危機感を覚えてます。

 

 

このままでは、拉致や密輸入がやりたい放題になりかねない

ゴーン氏は楽器を入れる木箱に身を隠して、プライベートジェットで出国したとメディアで報道されています。

 

プライベートジェットであっても、一般の旅客機と同様に保安検査(セキュリティチェック)や検疫などの諸々の手続きを踏む必要があります。

通常、禁制品のチェックなどで人の入れるサイズのものを確認しないなんてことはないはずです。

それでも、今回逃亡が成功しています。

 

逃亡に膨大な資金を投じたこと、トルコで逮捕された運航会社の人が「拒否すれば家族に危害が及ぶと脅された」と話したことが報道されています。

つまり、多額の資金を持ち、何かしらの脅しをかけられる立場にいる人であれば逃亡だけでなく、拉致や密輸入も比較的容易に行える可能性があるわけです。

これって結構やばい状況ではないでしょうか?

 

良い意味でも悪い意味でも日本は平和ボケしている

日本人は他人に迷惑をかけないなど、節度を守ることを教えられて育ちます。

その結果、犯罪率も比較的低くなっています。

しかし、これは規律やモラルとかに頼り切っているということに他なりません。

 

今まではそれでも良かったのかもしれませんが、国際化の影響を考えると警備体制の強化は避けられません。

SNSでも度々問題になっているように日本人にもモラルの欠けた人が増えたというのもありますが…

 

制度など色々と見直す良い機会なのかもしれませんね。

 

もう直ぐ東京オリンピック・パラリンピックだが、警備は大丈夫だろうか

さて、警備の問題と聞くともう直ぐ開催されるオリンピック・パラリンピックが気になるところかと思います。

今回の件で警備の甘さが露呈したわけですが、テロの標的にされないことを祈るばかりです。

 

さすがに、今更できる警備強化なんて高が知れているかもしれませんが、意識改善を図るくらいのことはするべきでしょう。

システム的なものは数か月で劇的に進化することはないので、厳格な荷物検査の実施など細かいところを詰めていくのが現実的でしょうか。

日本人はイベント好きが多いですから、ボランティアを増やし、警察や警備員と合わせて人海戦術でどうにかするのも手ですね。

 

ただ、人数を増やすのも大変ですし、集まったとして質が低ければ意味ないですし…

警察や警備員は良いですが、ボランティアは増やすと指揮系統をどうするかという問題も出てきます。

課題は多そうです。

 

警備員も高齢化と人員不足状態

先ほど指揮系統の話を出しましたが、「なら、警察や警備員を増やせば良いじゃん」と考える方もいると思いますが、それにも限度があります。

 

公務員でもある警察官は定員があって、大量に増やすことができません。

それに、全員を動員できるわけではないのですからね。

都道府県警察官の定員(平成31年4月1日時点)

 

そうなると、警備員に期待したいところではありますが、こちらも人員不足な業界と言われています。

警察庁の発表によれば、平成30年末時点の警備員数は55万人だったそうです。

全国と考えると少ないと感じますね。

さらに、若者も不足しているとのこと。

平成30年末のデータによれば、30歳未満の割合は9.9%。39歳までを加えても20.7%です。

平成30年における警備業の概況 – 警察庁

 

さらに言えば、警備員は警察程の権限は持ち合わせていないのも気になるところです。

 

実戦経験の乏しい警察などが有事の際、きちんと対応できるか不安が残る…

警察もテロを想定した対策訓練や拳銃の射撃訓練を定期的に行っているとは思いますが、いささか不安を感じます。

テロを企てる輩がいた場合、銃器だけでなく爆薬なども使ってくるかもしれません。

そうなると、日本では考えられないような状況が起きるものと思われます。

日本の警察は、犯人を出来る限り生きたまま捕まえるよう動くため、対応がワンテンポ遅れてしまう印象があります。

正直なところ、起こってみないと対応力は未知数ですね…

 

そうなると、今度は自衛隊という話になるわけですが、これも公務員なので定員があるんですよね。

防衛省・自衛隊の人員構成

 

政府は自衛隊の協力も求めるようですが、結局人員は限られてくるので標的にされないことを祈るばかりです。

 

今後の事も考えて、日本も警備ロボットの発展にさらに尽力してほしい

さて、少々話題が逸れますが、「人がダメなら機械に頑張ってもらえばいいのではないか?」と私は思うわけです。

ただ、以前は技術大国とまで言われた日本ですが、今は他国の躍進で後れを取っている感が否めません。

セコムの「セコムロボットX2」やALSOKの「REBORG-Z」など、業界大手は頑張っているようですがまだまだ足りないと私は思っています。

というのも、カメラやセンサーなど確かに優秀ではあるのですが、AIの分野がまだ弱いと感じます。

人間の代わりを任せようとするなら欠かせない分野だと思うのです。

 

米国のCobalt Robotics社が開発した「Cobalt」や、Turing Video社の「Nimbo」はAI搭載型の警備ロボットです。

Cobaltは、検知した異常や誤認情報を分析・解析し、どんどんセキュリティを強化していったりするらしいですよ。凄いですね!

 

他国の台頭で最近はいまいちパッとしない日本ですが、是非とも底力を発揮して技術の発展に努めてほしいと思っています。

 

 

いつもながら人任せな話をして申し訳ないですが、今回もこの辺で終わりたいと思います。

日本の未来に幸あれ!

 

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