【#9110,#7119】警察や救急などへの連絡の際、緊急でない時は相談窓口へ繋がる短縮ダイアルを使いましょう。

全国の警察で2014年に受理した110番通報が約941万件と、前年度より約6万件程増加したそうです。

しかも、要望や照会、虚報・誤報などの緊急対応が不要な通報も非常に多く、23.9%も占めていたとのこと。

つまり、4,5人に1人が不要不急の連絡をしていることになります。

しかも、無応答や悪戯などを除いて220万件以上あるというのですから相当な数です。

参考:平成26年版 警察白書[警察庁]

 

これは警察だけに限らないようです。

例えば、同じ2014年の救急通報のデータを見ると、通報の約半数が入院の必要がない軽症患者だったそうです。

参考:平成26年度 救急業務のあり方に関する検討会[消防庁]

 

追記

その傾向は今も続いているようで、令和元年の救急通報の内54.2%が軽症だったそうです。

参考:令和元年中の救急出場件数が過去最多を更新[消防庁]

不急の相談が寄せられることで重要な事件・事故、重篤な患者への対応が遅れる可能性があります。

でも、警察や救急を呼ぶか迷ったり、相談したくなったりする時はありますよね?

そんな時には短縮ダイアルを使いましょう!

 

 

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主な相談窓口の短縮ダイアル

警察や救急などでは、緊急でない要件(相談事など)を受け付ける窓口が用意されています。

窓口の電話番号は各都道府県で違いますが、短縮ダイアルが設けられていて、それにかければ自動的に該当の窓口に繋がります。

※もちろん例外有り。また、IP電話など一部の環境では利用できない場合もあるので注意。

 

【#9110】警察相談専用電話

まず最初は警察から。

各都道府県の警察本部に相談窓口が設けられており、専用の番号が存在します。

「#9110」にかけることで、発信地からそれを管轄する警察本部に自動的に繋がるようになっています。

詳しくは、警察庁や警視庁のサイト、政府広報を見ましょう。

参考:警察相談専用電話一覧[警察庁]

参考:悩みごと・心配ごとは警察相談ダイヤル 電話:#9110へ[警視庁]

参考:警察に対する相談は警察相談専用電話 #9110へ[政府広報オンライン]

 

緊急か否かと言うとその人の感覚で変わってくるところがありますが、事件や事故の通報以外はこちらの「#9110」にかけるという認識で良いでしょう。

 

「#9110」を使うに当たって注意してもらいたいのは、24時間体制ではない場合があること。

24時間体制の警察本部も一部あるようですが、基本的には平日の午前8:30~午後5:15のところが多いみたいです。

もちろん、この時間も各都道府県警察本部で異なり、土日祝日や時間外は当直または音声案内での対応になります。

また、通話料は利用者の負担になります。

 

余談ですが、冒頭で述べた緊急性の低い通報には、駐車トラブルや騒音をめぐる苦情の類が多いそうです。

しかし、中には耳を疑うような話もあるようです。

例えば、

「公衆トイレに入ったけど紙がない」

「スマホのパスワードを忘れた」

「自販機の釣り銭が出ない」

「耳に虫が入った」

「トイレが詰まった」

「子どもを病院に連れて行きたいが、渋滞する時間なのでパトカーで先導して」

etc…

警察が扱わない事案や無茶な要望も多々あるようです。

警察を何でも屋と勘違いしている人が多いのでしょうか?

 

特に「パトカーで先導しろ」なんて非常識にも程があります。

インドネシアなら大金を払えばやってくれるらしいですが、ここは日本です。

これでは悪質なクレームと大差ありません…

こんな連絡をいちいち聞かなければならないなんて、警察の方々も大変ですね。

この記事を見ている皆さんは、こんなことで110番にかけないようにしましょう。

 

【#7119】救急安心センター事業(救急相談センター)

続いては救急。

病院に行くべきか悩んだり、救急車を呼ぶべきなのか躊躇ったりした時はとりあえず「#7119」に電話してみましょう。

相談担当の医師や看護師等の専門家が相談に乗ってくれます。

参考:救急車の適正利用[消防庁]

 

ただ、警察と違って全国で使えるわけではなく、一部の地域でしか使えません

自分の住んでいる地域が「#7119」に対応しているかは事前に確認しておきましょう。

 

同じような役割の担う番号を別途用意しているところもあるようです。

参考:全国の一般救急相談センター窓口一覧[EPARKクリニック・病院]

 

あと、こちらも通話料がかかります

 

余談ですが、私は過去に2度、母の体の調子が悪くなってこの番号にかけたことがあります。(2020/11/2時点)

電話の指示に従って処置したものの改善されず、結局どちらも救急車を呼ぶことになりました。

救急車を呼ぶ際は、7119から119番に転送してもらえます。

いつ、誰が、どんな症状で~といった基本的な情報に加えて、「#7119で指示された○○を行ったが、改善が見られません」と伝えると話がスムーズに進みます。

 

【#8000】子ども医療電話相談(小児救急電話相談)

小さいお子さんのいるご家庭であれば、「#8000」もチェックしておきましょう。

休日や夜間に起きた子供の症状について相談ができる窓口です。

小児科医師や看護師が相談に乗ってくれます。

 

この窓口は、直ぐに小児科に見せに行けない休日や夜間の対処を想定しています。

一部24時間体制のところもありますが、受付は夕方から翌朝までのところが多いです。

自分の住んでいる地域の受付時間帯は予め確認しておくと良いでしょう。

また、当然ですがこれも通話料がかかります

参考:子ども医療電話相談事業(#8000)について[厚生労働省]

 

時間は限られていますが、一部の地域でしか使えない「#7119」と違ってほぼ全国で使えるのは嬉しいポイントですね。

 

【#8080】安全運転相談(旧運転適性相談)

「最近、車の運転が不安になってきた…」などの悩みがあれば、「#8080」に電話してみてください。

警察庁の担当職員が相談に乗ってくれます。

参考:安全運転相談窓口(旧運転適性相談窓口)について[警察庁]

 

近年、高齢者ドライバーの起こした事故をニュースで知る機会が増えてきました。

それをきっかけにこの番号の存在を知った人も多いはず。

自主返納すべきか悩んでいる方も一度電話してみると良いでしょう。

 

注意したい点は、受付時間が昼間である(地域によっては非常に短い)ことと、場合によっては事前に予約しなければならないこと。

受付時間は、上記の警察庁のページから見れるPDFを確認しましょう。

予約に関しては詳しく書かれていませんが、恐らく一度目の電話で相談日時を決めることになるのではないでしょうか?

それと、これも通話料がかかります

 

【#9910】道路緊急ダイヤル

こちらもドライバーの方に関係する短縮ダイヤル。

段差や穴、落下物、汚れなど道路で異常を発見した際にはこの番号にかけて報告しましょう。

早期復旧の手助けとなります。

 

この番号は24時間受け付けています。

昔は携帯やPHSからだと通話料がかかっていましたが、今はそれらでかけても通話料無料になりました。

 

当然のことですが、何か異常を見つけたからといって運転中に連絡はしないようにしましょう。

安全な場所に停車してから連絡してください。

 

それと、こちらも言うまでもないですが、事故などは110番の管轄です。

間違えないようにしましょう。

 

参考:道路緊急ダイヤル(#9910)[国土交通省]

 

【#8103】

「#8103」という短縮ダイヤルもあります。

ある被害に遭った方の相談窓口です。

詳細を述べたいところですが、サーバーやら広告やらの規約に抵触する可能性があるので控えます。

申し訳ない…

「#8103」と打てば情報が出てくるのでググってください。

とりあえず、女性は覚えておいて損はないと思います。

 

最後に

他にも「#8011」や「#8139」などもありますが、とりあえず上記6個を覚えておけば問題ないかと思います。

 

というわけで、相談窓口へ繋がる短縮ダイヤル番号の話でした。

このような話をすると、警察や救急への連絡を躊躇ってしまう人もいますが、緊急の際にはきちんと通常の番号へ連絡してくださいね!

 

余談ですが、警察や救急はもっと短縮ダイヤルをアピールする必要があると思います。

自分の周りにも知らない人が意外と多かったです。

皆さんも知らない人がいたら教えてあげてください!

 

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