発煙!発火!突沸!なくならない電子レンジの事故。トラブルを避ける為には守りましょう!
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「メーカーの方で説明書に注意事項を分かりやすく記載しているが、電子レンジでのトラブルがなくならない」というニュース記事を目にしました。
自分もちょうど1週間前にやらかしたので耳に痛い話です。
あれからは、時間をセットした後にもう一度設定ミスしていないか確認しています。
あたため(自動)の時も定期的に中の様子を見るようになりました。
やっと室内の臭いは消えてきましたが、電子レンジはまだ臭いますね…
皆さんも気を付けてください。
まさか自分が失敗して直ぐに似たような問題のニュースを見るとは思いませんでした。
というわけで、今回はよくある電子レンジトラブルについて取り上げたいと思います。
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ジャガイモが炭化し、レンジ内から煙が発生したケースが紹介されていました。
やはり、電子レンジは日常的に使われるためトラブルの問い合わせも多いみたいです。
私が目にしたニュース記事には、関西地方に住む20代の女性の話が載っていました。
女性は、購入して間もない電子レンジでジャガイモを加熱したところ、電子レンジ内から発煙。
火災報知機が鳴って、消防車数台が駆けつける大騒ぎになったそうです。
火災は免れたものの、ジャガイモは炭化して耐熱皿も割れ、電子レンジの内部も焦げて真っ黒。
室内に充満した臭いは1か月たっても消えないままなのだとか。
私の肉まんも気付くのがもう少し遅かったら、同じように被害が拡大していたかもしれません。
考えただけでもゾッとします…
女性の電子レンジには、レシピに合わせて自動的に加熱する「自動調理」の機能があり、それを利用したようです。
私は時間設定を間違えましたが、自動でも起きるんですね…
「あたため」ボタンを押した時に使える自動あたためも念のため注意した方が良さそうです。
面倒であっても時間や出力を設定して、手動で加熱することも時には必要かもしれません。
時間設定や自動調理だけでなく、温める食材や残った汚れにも注意!
先ほどは時間や自動設定の話が主でしたが、温める食材によっても注意が必要なケースがあります。
よくある問題を例に挙げながら説明しようと思います。
よくあるトラブル①:発煙・発火
電子レンジは、食品に含まれる水の分子を電波により振動させて摩擦熱を発生させます。
これによって食品を加熱します。
水分が少ない食材を加熱すると、短時間で水分が蒸発し焦げて発煙あるいは発火することがあります。
イモやゴボウ、ニンジンなどの水分の少ない食品は様子を見ながら加熱した方が良さそうです。
↓こんな感じになります。
入れた食材に限らず、レンジ内に残っていた汚れが炭化し発煙・発火するケースもあるのだとか。
こまめに清掃しましょう!
掃除・消臭の方法については、先週の記事をご覧ください。
よくあるトラブル②:突沸
飲み物やとろみのある液体ものを加熱し、突沸(急激に沸騰し飛び散る)現象が起こるトラブルも最近増えているそうです。
↓こんな感じで勢いよく、飛び散ることがあります。
レンジ内で起こったなら、まだマシです。
取り出してから飛び散る可能性もあります。
↓砂糖などを入れたりスプーンで混ぜたり(刺激を加えたり、温度が変化したり)した時や、単純に時間差で起きることもあるため要注意です。
勢いが強いと飛んできて火傷する場合もあります。
レシピ本にもよく書かれていますが、電子レンジを利用する際は途中で一旦止めてかき混ぜ、数回に分けて少しずつ加熱すると良いでしょう。
確実とは言えませんが、これによって均等に温めることができ、加熱し過ぎや突沸の防止になります。
というわけで、またしても電子レンジネタになってしまいましたが、最後までお付き合いいただき誠にありがとうございました。
皆様も他人事とは思わず、レンジを使用する際は注意していただくことをおすすめいたします。
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